2016/09/09

Saitama Frontage

「Saitama Frontage(サイタマ・フロンテージ)」(構成・演出:ユン・ハンソル)
*チラシはこちら

(1)公演日  9月24日(土)・25日(日)、10月8日(土)・9日(日)
(2)会場   東武アーバンパークライン(東武野田線)車両内
(3)上演時間 約110分(大宮駅14時06分発-大宮駅15時57分着)
(4)観客定員 各日150名
(5)料金   一般2,000円、高校生以下1,000円 ※未就学児入場不可
(6)販売開始 8月3日(水)午前10時から
(7)購入方法 インターネット予約又は電話予約
前売チケット取扱:Confetti(カンフェティ)
・インターネット予約 http://confetti-web.com/saitama
・電話予約      0120-240-540(平日10時~18時)  

記憶の劇場ー紛争・災害のTELESOPHIA

平成28年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」

大学博物館を活用する文化芸術ファシリテーター育成講座

記憶の劇場」⑥「紛争・災害のTELESOPHIA」


概要:本活動では、紛争や自然災害等で破壊・喪失してしまった有形無形の文化・芸術・芸能を調査し、またその復興の過程において人びとが新しく、もしくは再び形成 したコミュニティや共同体の志向を考察し、その結果を上演や展覧会にて発表します。特に阪神淡路大震災に焦点をあて、被害に遭った大阪から神戸そして淡路 の範囲において調査を行い、破壊・喪失してしまった有形無形の文化・芸術・芸能の復興事例を検証します。復興の過程における人々の共生意識の変化に着眼 し、受講生と共に、多種多様な人と出会い、調査・考察を深めていきます。


講師: 
日髙真吾(国立民族学博物館)
伊藤拓也(演出家)
富田大介(追手門学院大学)
古川友紀(散歩家/ダンサー)
山﨑達哉(大阪大学総合学術博物館)
横田洋(大阪大学文学研究科・大阪大学総合学術博物館)
渡辺浩司(大阪大学文学研究科)

2016/06/19

松本雄吉の魅力


松本雄吉の魅力
 私は、高校一年生の時に維新派の作品をVHSで見た。その衝撃は今でも忘れられない。そのVHSには「ヂャンヂャン☆オペラ」と書かれていた。私は、親戚にミュージカル劇団に所属していた人がいたこともあって、オペラを見る機会は普通の高校生よりも多かったと思うが、「ヂャンヂャン☆オペラ」というモノは聞いたことが無かった。私はそれをいかがわしいと思いながらも、その音の響き方に内心惹かれた。
 その先輩は、私にVHSを渡すとき、「演劇に対する考え方が変わる。これを見ないと、舞台芸術について何かを語るべきではない。これは、日本の集団だ。」と言った。そしてそれを見終わったとき、私は先輩の意見に激しく同意した。そして自分が日本人であることを、強く意識した。「維新派がいる日本に住んでいる私」を誇りに思ったという、世俗的な意味もあったかもしれない。しかし私は、維新派の舞台を通じて、日本人である自分の、日常的にはあまり気にも止めない身体性や土着性などを、少し考えるようになった。
 松本雄吉が手がける舞台には、見たことも無いセカイがある。しかし、そのセカイは決して私たちの生活から遠いものではなく、とても身近に感じられるセカイだと思う。芸術作品における普遍性とは、きっとこういう事を言うのだろう。私は、16歳にして舞台芸術の普遍性を体感した。白塗りの人々が、変速拍子に合わせて分断された言葉を発し身体を動かし続けるあの情景(憧憬と言って良い)に、私は驚嘆しつつも、懐かしさを覚えた。
 殆どの物事がコピー&ペイストでデジタル複製可能であり、無数の人々の「つぶやき」に追われる目まぐるしい時代にあって、松本雄吉の舞台作品は、予想を遙かに超えるスケールで、見たことも無い1回限りのセカイを、その時その場に提供してくれる。役者が発する言葉はニューロン回路のように連鎖し、超現実的な空間を(人工的に!)その場に立ち上げる。そのセカイは唯一無二でありながら、人々の無意識に訴えかける強烈な力を持つ。
 長い人生の中で、私たちはそれぞれにそういった「その時その場」の体験を持つ。しかし、時間の経過と共に、「その時」は「あの時」に変わり、いつしか心の奥に、それは仕舞い込まれてしまう。しかし、優れた芸術作品には、忘れかけてしまった「あの時あの場」を引っ張り出してくる力がある。松本雄吉のセカイは、まさにその事を思い出させてくれる。だから私は、維新派の舞台に触れ、懐かしさを覚えたのだろう。
 松本雄吉と少しでも話を交わしたことがある者は、まず彼のバイタリティに驚くに違い無い。その源泉は、心の奥に仕舞い込まれた「あの時あの場」を引っ張り出そうとする、その純真無垢な、嘘偽りの無い生き様にある。自転車で路地を回り、五感を駆使し、様々な現象に触れ、自分に新しい風を送り続ける松本雄吉。そもそも維新とは、【すべての事が改められること/すっかり新しくなること】の意だが、決して特別に松本雄吉が新しいのでは無い。現代社会に生きる私たちが、日々古くなり、色々な事を見落としているのだと思う。
 芸術が社会を浄化する、などと大げさな事を書くと、松本雄吉は照れ笑いをしつつ否定するかもしれない。しかし、その可能性を秘かに信じ続けている(に違い無い)彼の目には、一点の濁りも無い。澄んだ瞳で、松本雄吉は何処か遠くを眺めている。
演出助手:伊藤拓

第1回精華小劇場製作作品「イキシマ breath island」
会場:精華小劇場
日時:2010年2月18日-28日
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テキスト 松田正隆(マレビトの会)
演出 松本雄吉(維新派)
出演 芦谷康介 大熊隆太郎 岡嶋秀昭 沙里 金乃梨子 高澤理恵 速水佳苗 宮川国剛 宮部純子 山口惠子 山下残
舞台監督 大田和司
舞台監督助手 若林康人
照明 吉本有輝子
映像 山田晋平
音楽 佐藤武紀
音響 大西博樹
舞台美術 武岡俊成
演出助手 伊藤拓
宣伝美術 松本久木
宣伝写真 ホイキシュウ
広報:間屋口克
票券:小林みほ
制作:安部祥子、幸野智彦、小山佳織、山崎佳奈子
プロデューサー:丸井重樹

2016/03/20

Zombie 4months cretion

ZOMBIE-4months creation
日時 2016/3/19(sat) 19:30 ,20(sun) 17:00
料金 2000円(前売/当日)
会場 大阪市立芸術創造館
チラシ

作品1
人となり
構成・演出 伊藤拓也
出演    出村弘美

伊藤拓也の世界初演/新作 — 人は生きながら何かを選び何かを捨て続ける。それは俳優も同じこと。俳優という選択をした時、俳優は何を捨てたのか。もしかしたら、何かを捨てずに隠し 持っていることもあるのでしょうか。この仮説を出発点に、一人の俳優の存在を内から外から照らし出します。演じることと生きることを等価に扱い、人一人の 大きさと小ささの中に、ささやかな劇があらわれる。ドキュメントと夢が混じった、代え難い一人舞台 — 人はとるに足らない小ささだけど、まわりに人がくっついて、めんどうな大きさになった。

作品2
Action and Presentation
演出・構成・テキスト 筒井潤 (dracom) 
出演・構成・テキスト 荒川諒也 浦長瀬舞 鎌田菜都実
           楠 海緒 佐々木峻一 シンドウミチル
           杉本奈月 藤田和広 前田愛美

タイトルは『Action and Presentation』。私たちが日々の営みの中で意識的に、あるいは無意識的に行っている表現(=演技)を、日夜演技力の向上に励む若い俳優たちが ユーモアを交えながら解析していくという試み。演出家の筒井潤にとっても過去に無かったタイプの演劇作品となる。この上演を通して、掴みどころのない俳優 という仕事と、私たちの日常生活の不確かさ、さらには現代社会が抱える複雑な諸問題がほんの少しだけ整理されて、今までよりかは見やすくなればという希望 を持って挑む。現時点での参考文献は『行為と演技』(E・ゴッフマン)、『限界芸術論』(鶴見俊輔)。追加次第ネット上で公開予定。

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照明   山口星(フリースター)
音響   近松祐貴(オリジナルテンポ)
舞台監督 若旦那家康
宣伝美術 古川友紀
協力   大阪市立芸術創造館 dracom Pan/// フリースター オリジナルテンポ 劇団冷凍うさぎ 努力クラブ
     N₂ Osaka Dead Center プラズマみかん
制作   石塚理絵 三田村啓示 中嶋悠紀子
企画   伊藤拓也
主催   C.T.T.大阪事務局 LLPアートサポート(プレ稽古)
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2016/01/11

ハスノハナ 天王寺七坂、仮面遊歩。 Lotus bloom -Mask Parade on Seven Slopes of Tennoji

https://vimeo.com/165686431

ネパールの神様の仮面をかぶって、大阪・天王寺七坂を練り歩く。彼らを道行きするのは、人力車を引くラケ神。坂を上りつ下りつ……ときに踊り、憩い、祈りながら、台地の狭間をゆく神々の遊歩。そして、色鮮やかな仮面にまぎれる千々の顔。

これは時空を越えた旅の映像葉書です。

ラケ神
ジュピター・プラダン(声フェスA.I.R.プロジェクト招聘アーティスト)

ネパール仮面の神様たち
あたしよしこ,能登恵子,阿部悟,阿部千尋,阿部一,阿部輪,川田桂子,川田夏葵,川田悠真,桑原依里,川端利輝,田島恵輔,福谷咲奈,小泉朝未,頃安恵,禰覇実理,禰覇湧喜人,禰覇洋人,阿部幸子,阿部智浩,菅原奈津,河野哲郎,河野明美,河野彩音,高山六衛,高山清美,高山ゆな,春坂一匁,山根マス子,本宮氷,井上健司,松井浩子,三刀月ユキ,山口杏子,山口ことこ(ネパールの仮面作り&練り歩きWS参加者)

ツアーガイド
石川千華(声フェスA.I.R.プロジェクトメンバー)

案内人
石塚理絵,上野美子,ネダ・ハファリ,日笠弓,平井麻理奈,山﨑達哉,若井さおり,若月万平(声フェスA.I.R.プロジェクトメンバー)

白い仮面の神
佐久間新

協力
ナンタラス・ギリ,アルジュヌ・ギリ,伊藤麻希,富田大介,黒沢雅善,佐久間ウィヤンタリ,殿井 尚,アルコテンポの会,浄土宗 應典院,大平寺,声フェス地鎮

助成
平成27年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」 <声なき声、いたるところにかかわりの声、そして私の声>芸術祭Ⅲ

絵付け編:2015年12月23日
練り歩き編:2016年1月11日

参考資料
『仮面の道』(新潮社,1977)C・レヴィ=ストロース 著 山口昌男,渡辺守章 訳
『木の都』(新潮社,1944)織田作之助 著

脚本・演出
伊藤拓也

企画・コーディネート
古川友紀

撮影・編集
山本忠宏,津田翔志朗,三島研一郎  

製作
伊藤拓也,古川友紀,山本忠宏

2015/06/28

岸井大輔個展関連イベントのお知らせ

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岸井大輔個展関連イベント
『ポロポロ 〜戯曲『記憶の再生』を巡る〜』
2015年6月24日(水)、25日(木)、28日(日)
16:00-18:00 インタビュー(予約制)
19:30- 上演開始
構成・演出 | 伊藤拓也
出演 | 西岡樹里、新田あけみ、前田愛美
各日 | 1,500円
会場 | ARTZONE http://artzone.jp/
*記憶のインタビューでは、お客様自身の記憶のインタビューを行います。インタビューを希望される方は、事前予約をお願い致します。尚、インタビューは公開されます。
連絡先→ takutaku.f@gmail.com
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▼西岡樹里
兵庫県在住。ダンサー・振付家。砂連尾理、村越直子、Stephen Mosblech、平原慎太郎、升田学などの作品にダンサーとして参加。また自身振付作品の制作の他、音楽家や現代書家、新舞踊の先生、山や川が好きな人、絵を書く事が好きな人など色々な方との共同作業からダンス作品やパフォーマンスを制作。〈国内ダンス留学@神戸〉1期生。神戸や明石にて発達障害などを持つ青年や子供とのダンスクラスを担当。

▼新田あけみ
京都市出身。高校、大学時に演劇活動をしていたが、結婚・子育てにより演劇から一時離れる。関西に戻り、子育てが一段落したころから俳優活動を再開。これまでの主な出演作品に、京都芸術センター演劇計画2006・2007『ノーバディー』『生きてるものはいないのか』、France_pan『ありきたりな生活』、烏丸ストロークロック『八月、鳩は還るか』、京都舞台芸術協会プロデュース『建築家M』、下鴨車窓『煙の塔』、dots「アルター」などがある。また2014年、パナマ世界映画祭とプエルトリコ世界映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞。

▼前田愛美
昭和62年生まれ。福井県出身。大学より演劇を始め、同志との劇団、tabula=rasaの立ち上げに参加。高田ひとし演出のもと、役者、時にテキストを務める。解散後も演劇を続けている。主な出演に村川拓也、市川タロ、伊藤拓也、司辻有香らの作品がある。近年は自作品も作る。


▼伊藤拓也
1980年生。大阪府吹田市在住。「味覚鍛錬の会」、「演劇概論を読む」、「平日は妻と英語」などの自主企画を手の届く範囲で行い、劇の在り処を探る。2015年、5年ぶりに手がけた演劇作品『もっと見ろ、事も無げに』は、38の質問と1つのお願い事で構成された舞台。最近は、南向きのベランダにて樽状樹の育成を楽しむ。

2015/05/08

演劇概論を読む

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第8回
日時:2015年5月10日(日)11:00ー13:00
場所:日本橋駅(ファミリーマート日本橋一丁目店辺)
箇所:p180-194(第5章日本演劇史要 1日本演劇の特質 2原始および大陸芸能輸入時代(八世紀ごろまで))
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参加希望者は、takutaku.f@gmail.comまでお気軽にご連絡ください。

演劇概論
http://www.utp.or.jp/bd/4-13-082082-6.html